#タイトルにIfが付く曲ベスト30

iPhoneでTwitterのタイムラインを見ていたところ、「#タイトルにIfが付く曲」なるハッシュタグがあって、いろいろな人達がお気に入りの1曲を挙げていた。こりゃ良いやと思って見ていたのだが、自分でも何曲か浮かんできた。しかし、これはもっとあるのではないかと思い、ミュージックのライブラリを「if」で検索すると次から次へと出て来たので、30曲抽出して現時点で好きな順番に並べてみた。それをこれからカウントダウンしていく。ただそれだけの回である。

30. If Ever You’re In My Arms Again/Peabo Bryson (1984)

ピーボ・ブライソンといえば「Tonight I Celebrate My Love」というデュエット曲がヒットして、松田聖子と神田正輝がテレビでデュエットしていたような気もするが、完全な記憶違いの可能性もある。それはそうとして、ホール&オーツもカルチャー・クラブもプリンスもユーリズミックスも好きだったのだが、こういうブラック・コンテンポラリーとかも好きだったのだ。要は節操が無かったということ。あまりにも歌い上げ系だったりするとちょっと興醒めすることもあったのだが、この曲などはちょうどいいし、いま聴いてもやはり良いなと感じられる。

29. If you wanna/Perfume (2018)

Perfumeといえば「ポリリズム」がヒットした次のアルバムが出た頃にモーニング娘。のCDを買いに渋谷のタワーレコードに行ったのだが、ちょうど発売日が重なっていたようで店を挙げて大々的にプッシュしているような雰囲気があり、イケている系人達もたくさん買っていたので、嫉妬して少し少し不機嫌になっていた。しかし、その後、道重さゆみがPerfumeのライブにプライベートで行く程のファンだということを知ってからは、すっかり好意的に見るようになった。単純にも程があるというものだ。それにしても、テクノポップ(80年代のそれとはまた違っているけれども)という音楽でここまで長きにわたって人気を保ち続けているというのはやはりすごい。この曲もとてもカッコいい。

28. I Never Want An Easy Life If Me And He Were Ever To Get There/The Charlatans (1994)

オアシスがデビューしてブラーが「パークライフ」をリリースした1994年、ザ・シャーラタンズもまた、マッドチェスターからブリットポップ的な音楽にシフトしかけていたということがいえる。マッドチェスター時にはブームのフォロワー的な印象が強く、すぐに消えるのではないかという気もしていたのだが、それは大きな間違いをしているよ(ゆりやんレトリィバァが演じる磯野カツオ風に)というようなものだったことは、その後の歴史が証明している(ユーミンはいまでもZAZYのファンなのだろうか)。

27. If/Bread (1971)

アメリカ人にものすごく人気があるといわれているブレッドは、私の現在の妻もベスト・アルバムを持っていたぐらいなのでかなりすごいのだろう。とても聴きやすくてソフトなサウンドやボーカルが特徴なのだが、サザンオールスターズ「Ya Ya(あの時代を忘れたい)」のごく一部がインスパイアされているのかな、などと思わされるところもある。

26. If You leave/Orchestral Manoeuvtes In The Dark (1986)

略してOMDなのだが、わざわざフルネームで発声したくなるグループ名であり、その後には絶妙な満足感がある。この頃はかなり時代に寄せたサウンドのようになっていたが、熊本の酒蔵の長男で親に買ってもらったトヨタソアラに乗っていた友人が町田のワンルームマンションで間接照明でムードを出して、ワインを片手に聴いていた状況が思い出される(知らんがな)。映画「プリティ・イン・ピンク」の良いところで使われていたと思う。

25. If She Knew What She Wants/The Bangles (1986)

バングルスはめっちゃ好きだったんよ(と、なぜかよく分からないいつもとは違う語尾)。これはヒットした「マニック・マンデー」の次にリリースされたシングル。オールディーズっぽいメロディーとコーラスに、クセが強めのリードボーカルが結構いいっスよ。

24. If This Is It/Huey Lewis & The News (1983)

ヒューイ・ルイスは大学のオーラルイングリッシュで隣の席になった女子が好きだと言っていて、微笑ましかった。あと、高1の夏休みに家族で札幌に行った時、タワーレコードでさんざん悩んだ末に(予算の都合で)1枚だけ選んで買ったのを覚えている。ヒューマン・リーグが初めて全米NO.1になった週だったにもかかわらずである。これもオールディーズっぽいところがなかなか良いな、と日記には書いておこう(龍角散トローチ)。

23. If You Wanna/The Vaccines (2011)

ザ・ヴァクシーンズとカタカナでは書くのだが、その意味は日本語でいうところのワクチンだと知ってなるほどと思った。ザ・ワクチンズだと印象はまたかなり違ったのではないか。それはそうとして、この時期、また新しいロックンロールバンドがいろいろ出て来たりして楽しくなりかけていたな、という記憶がある。

22. If You Love Somebody Set Them Free/Sting (1985)

スティングの初ソロアルバム「ブルー・タートルの夢」からの先行シングル。大橋荘の蒸し暑い部屋で小さなラジカセから流れるのを聴いていたな、という記憶。ポリス「見つめていたい」が実は純粋なラヴ・ソングなどではなくて、偏執的な束縛のようなものを歌っていたというような気がするが、これは相手のことを愛しているのなら自由にしてあげなさい、というような曲。

21. If You Don’t Know Me By Now/Harold Melvin & The Blue Notes (1972)

フィリー・ソウルの名曲の一つ。シンプリー・レッドがカバーしてヒットさせていた。「二人の絆」とかいう邦題が付いていたと思う。洗練されていながらソウルフルなのがいいね!

20. If You Leave Me Now/Chicago (1976)

「長い夜」と「素直になれなくて」とのギャップがすごすぎて、なかなかシカゴというバンドの本質がよくつかめなかった訳だが、これはその間ぐらいの感じだろうか。聴きやすくてコーラスがきれいで、とても良い曲。

19. If I Can’t Have You/Yvonne Elliman (1977)

「土曜の夜はフィーバーしよう!」ということで、「サタデー・ナイト・フィーバー」のサントラからヒットした曲。ディスコクラシック!

18. If 6 Was 9/The Jimi Hendrix Experience (1967)

ジミヘンことジミ・ヘンドリックスの結構、有名な曲だと思うのだが、あまりよく知らない。しかし、なかなかカッコいいのではないだろうか。

17. If I Can’t Change Your Mind/Sugar (1992)

元ハスカー・ドゥのボブ・モールドが結成したバンド、シュガーのアルバム「コッパー・ブルー」からめちゃくちゃポップでキャッチーな曲。アメリカン・オルタナティヴ・ロックで、ちなみに「NME」の年間ベストアルバム。

16. If You Should Fall/Ned Doheny (1976)

AOR/ヨット・ロックブームで俄然、再注目されだとされていたような気がするが、リアルな知り合いにBLACKPINKとかあいみょんとかヒプノシスマイクとかが好きな女子大学生ぐらいしかいないのでよく知らない(というキャラクター設定)。

15. If You Could Love Me/Edwyn Collins (1994)

ヒットした「ガール・ライク・ユー」と同じ「ゴージャス・ジョージ」のアルバムに入っていた曲。日本では独自にミニアルバムのようなものが発売されていて、’95年の夏によく聴いていた。この曲とカヒミ・カリィ「若草の頃」とカーディガンズの「カーニヴァル」があの夏のサウンドトラック。あと、スチャダラパー「サマージャム’95」もか。

14. Dance If You Want It/久保田利伸 (1988)

デビュー間もない頃、「オールナイトフジ」でミニライブを観て、めちゃくちゃカッコいい歌い方をするソウル・シンガーが日本にも現れたと興奮を覚えたものだが、この曲からはサウンドも格段にカッコよくなり、メジャー感が本格的に漂いはじめた。

13. You Can Get If You Really Want/Jimmy Cliff (1970)

ジミー・クリフの主演映画「ハーダー・ゼイ・カム」はサントラもレゲエの名盤的扱いになっている印象があるが、どこかでリバイバル上映されているのを現在の妻と当時の上司となぜか3人で観に行ったのだった。レゲエやスカというものは当時の東京だとおしゃれな人達が聴いているものという偏見があったが、これは私のような底の浅い地方出身者にも分かりやすくてとても良かった。

12. Stop Me If You Think You’ve Heard This One Before/The Smiths (1987)

90年代の私というのは初めて部屋に来た女子に一晩中、ザ・スミスのレコードを聴かせ、モリッシーの歌詞について解説しているうちに朝が来て、呆れて帰られるというなかなか酷いものだったのだが、それを乗り越えて(?)付き合った人が現実にいたというのは、いま考えるとファンタジーでしかないよな、と思ったりする。というような思い出の曲たちのうちの一つ。

11. If I Ruled The World (Imgine That)/Nas (1996)

90年代半ばはブリットポップだけではなくヒップホップもたまには聴いていたのだが、中でもこのナズは特に好きだった。ナスと読みたくなるところだが、実際にはナズである。イエスナズ、ナイスナズ、言うことナズ、理研のマーボナズ。ローリン・ヒルをフィーチャーしたとても良い曲、念のため。

10. Groovejet (If This Ain’t Love)/Spiller featuring Sophie Ellis-Bextor (2000)

これも良く聴いたなあ。好きだったなあ。ソフィー・エリス。ベクスターって何かのバンドのボーカリストだったと思うのだがいまや思い出すことができないし、調べようという気もそれほど積極的には起こらない。ジオーディエンスではなかっただろうか、theaudienceという綴りの。調べてみよう。お、当たってた!でも、最初のTが大文字で正しくはTheaudienceだったんだ。頭ばっかりでも体ばっかりでもダメよね、プチダノン。

9. If I Was Your Girlfriend/Prince (1987)

プリンスの最高傑作とされることも多いアルバム「サイン・オブ・ザ・タイムス」からシングル・カットされた曲。当時から男らしさとかそういうものに対し、とても息苦しさを感じる系男子だったので、この曲のもしも僕が君の女友達だったとしたら、というような内容には共感しまくらちよこで人生いろいろ、という気分であった。

8. If You Don’t Want Me To Destroy You/Super Furry Animals (1996)

クリエイション・レコーズから鳴り物入りでデビューした(その前に別のレーベルからも出していたけれど)ウェールズのバンド。この曲はアルバム「ファジー・ロジック」から何枚目かにシングル・カットされていたと思うのだが、とても美しいインディー・ポップである。

7. If You’re Too Shy (Let Me Know )/The 1975 (2020)

The 1975の昨年出たアルバムはいろいろ詰め込みすぎて評価も賛否両論からいま一つという感じに落ち着いているような印象があるが、めちゃくちゃユニークで素晴らしいバンドだと思う。この曲は80’sポップみもあるのだが、あくまで現在の感覚であり、歌詞の内容もインターネット越しのリモート恋愛というようなものだったりもしてかなり良いと思うのだ。シンセベースとかサックスも最高。

6. If You Tolerate This Your Children Will Be Next/Manic Street Preachers (1998)

3人組になって以降、すっかり国民的バンド的な人気も獲得し、ブリットポップブームが終焉しても人気が衰えることはなかった。それで、こんな政治的な内容の曲が全英シングル・チャートで1位になってしまったりもしたのだ。この年の秋、真夜中から明け方にかけて、一人でアホみたいに仕事をしていた頃に聴いていたので、その時の光景が思い浮かんだりもする。

5. If I Could Talk I’d Tell You/The Lemonheads (1996)

レモンヘッズは1992年の「イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ」と翌年の「カモン・フィール・ザ・レモンヘッズ」がとても良いのだが、次にリリースされたこのアルバムもやや枯れた感じがなかなか良くて大好きである。このアルバムの時の来日公演も確か渋谷に観に行って、現在の妻にTシャツを買ってあげたな。それなのに、私のNegiccoとかWHY@DOLLのTシャツをたぶん捨てられた!(本人は覚えがないと供述しているが)

4. If You Want Me To Stay/Sly & The Family Stone (1973)

スライ&ザ・ファミリーストーンは高校時代に名前は知っていたが聴いたことはなくて、上京したてで大橋荘でピーター・バラカンのラジオ番組を聴いていた時に「スタンド」がかかり、なんだこのめちゃくちゃカッコいい音楽は!と大興奮したことを覚えている。この曲はテレンス・トレント・ダービーもカバーしていた、とても渋くてカッコいいソウル・ミュージックの塊。

3. If They Move Kill’Em/Primal Scream (1998)

動いたら殺せ、というようなタイトルのこの曲はアルバム「ヴァニシング・ポイント」に収録されてから別アレンジのバージョンが作られ、それはアルバム「XTRMNTR」にも収録された。ブリットポップだったのかどうかはさておき、ダンス・ミュージックからの影響も絶妙な距離感で取り入れつつ、ユニークな作品をつくり続けた。このアルバムのライブの時に、偶然にも関係者用トイレの小便器にてマニの隣で用を足したのは良い思い出。帰りに外でいたいけな少女達が、「ロッキング・オン」は増井修元編集長の不当解雇を撤回せよ、というようなチラシを配っていたりもした。

2. Love It If We Made It/The 1975 (2018)

The 1975が素晴らしいのは、現実的な社会問題に対して立場を明確にしている点であり、それがよく現れているのがこの曲でありビデオだと思う。我々のような世代はこの先、年老いて死んでいく訳だが、このバンドやビリー・アイリッシュなどは人生これからなのであり、そういう世代のアーティスト達が冷笑主義に陥ることなく、社会問題にコミットしようとしていることはひじょうに健全で良いことに違いない。

1 If You Don’t Love Me/Prefab Sprout (1992)

この曲はどうやら1992年のベストアルバムに収録された新曲のようだ。とあるDJイベントで(こういうのには私はほとんど行かないのだが)、レコードをかけながらコーヒーを淹れ、わざわざ私の席まで運んでくれて、選曲も最高だったのだが、最後にはこの曲をかけながら歌ったりもしていて素晴らしいな、と感じたのが注目したきっかけ。オリジナルアルバムにはわりと好きなものが多くてよく聴いていたのだが、ベストアルバムはちゃんと聴いていなくて、この曲のことは印象に残っていなかったのだが、これをきっかけに聴いてみると、曲が良いだけではなくアレンジもなかなか面白くて、ソフィスティ・ポップの一つの発展型なのではないか、などとも感じた。

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