オリヴィア・ロドリゴ「ドライバーズ・ライセンス」について。

オリヴィア・ロドリゴの「ドライバーズ・ライセンス」という曲が2021年1月8日にリリースされるやいなやものすごくヒットして、アメリカでもイギリスでもシングル・チャートの1位で、しかも内容もかなり良いのでそのうち取り上げようと思っていたのに、いろいろとしょうもないことに翻弄されているうちに時が経っているのでさっさとやっておきたい。

「ドライバーズ・ライセンス」とはつまり運転免許証のことであり、この曲を再生するとまず冒頭から車のエンジンがかかるような音が聴こえる。運転免許証が取れたら車で遊びに来れるようになるからいいよね、と恋人は興奮気味に言っていて、実際に昨日取れたのだが、いま私は郊外を泣きながらドライブしている、なぜならあなたはそばにいないから、というような失恋ソングである。

このオリヴィア・ロドリゴというアーティストはDisney+のドラマ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」で主役を演じるアイドル的な存在でもあるのだが、かつて自分でつくって歌っていた曲のクオリティーが高かったことが認められ、音楽アーティストとしても本格始動したようである。年齢はまだ17歳だという。

この「ドライバーズ・ライセンス」という曲も実体験に基づいているといわれているが、そもそも17歳で運転免許証が取れるのかという問題があるのだが、結論からいうと州によって異なるがアメリカでは取れることがわりと多いようである。

テイラー・スウィフトの熱烈なファンだというオリヴィア・ロドリゴはロードからも影響を受けたりしているようだが、確かに楽曲のクオリティーは高いし歌もうまい。途中から盛り上がるところなどはTikTokでもよく使われているということだが、使いたくなる気持ちも分かるというものでる。SpotifyやApple Musicでもアメリカとイギリスでは1位なのだが、日本ではSpotifyの50位以内やApple Musicの100位以内にも入っていないので、まだあまり聴かれていないと思われ、そのうちちゃんと聴かれるようになるのではないかとも思えるのだが、それに対して特に思うことはない。

それで、曲の歌詞では運転免許証を取ることを楽しみにしていたが、いまはここにいないかつての恋人が髪の色がブロンドの女性といまは付き合っているとも取れる部分もあるわけだが、これには現実的にモデルとなった人物がちゃんといることもすでに特定されていて、それについてのコメントをオリヴィア・ロドリゴ自身が出したりもしている。しかも、そのブロンドの女性と噂される人がアンサーソング的な、これは煽っていると取られても仕方がないレベルの曲をリリースしたりもしていて、なんとなくゴシップ的に盛り上がってもいるらしい。

この辺りいかにもいまどきっぽいなとも感じるのだが、ここまでヒットしたのはやはり作品の良さに負うところが多いように思える。歌唱力はあるのだろうが、ただやみくもに絶唱するのではなく、抑えるべきところは抑えるというようなコントロール的なことなどが、かなりのレベルでできているように思える。すでにかなりヒットしているのだが、一体どこまでいくのだろうか、ということが楽しみではある。

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